Ⅸ 教員・研究員向け専門研修

学生指導力養成研修(教員向け)

プログラム内容
1.学校指導者の基本姿勢
  • 学校教育の本質
  • 人はいかに学ぶか
2.授業の準備
  • 授業の準備から実施まで
  • 授業計画の作成
  • 授業資料と教材の作成
  • 授業のリハーサル
3.授業の実施と指導技術
  • プレゼンテーションの基礎スキル
  • 学生との相互作用とアクティブラーニング
  • 指導技術の継続的向上
4.新任教員のよくある困りごと
  • 緊張する
  • フィードバックで良くない点を伝えるには
  • 学生が興味を持たない
5.学校指導者に求められるプロ意識
  • 「日本の産業の発展に資する人づくり」の担い手

研修のねらい

これまで学生指導のない主として新任の教員および我流で学生指導をしてきた教員経験者が、授業を設計・開発してシラバスを書き、授業で学生にわかりやすく伝えるためのコミュニケーションを行い、学生の成長を促すような実習・フィードバック・質疑応答対応をするための方法を体系的に習得します。

研修の特長

  • プロフェッショナル教育者としての教員の社会的な役割・責務を改めて認識し自覚します
  • 授業において学生が講義内容を容易にしかも興味を持って理解できるようなストーリー構成方法・話し方を、ビジネスにおけるプレゼンテーション理論を応用しながら身に付けます
  • 学生が意欲を持って授業にのぞみ積極的に参画して主体的に学習するための「学びのデザイン」を学習します

受講者さまの声

 

  • この研修は新任教員にとって非常に役立ちました。授業計画の作成や授業資料の作り方など、実践的な内容が多く、すぐに授業に活かせそうです。
  • 学生とのコミュニケーション方法や、学生の興味を引く授業の進め方が学べて良かったです。特にプレゼンテーションのスキルは、今後の授業に大いに役立ちそうです。
  • 私は経験豊富な教員ですが、この研修を通じて新たな学びがありました。学生が自ら学ぶための「学びのデザイン」の考え方は特に印象的でした。
  • 研修の中で、学校教育の本質や人がどのように学ぶかについて学べたのは大変有益でした。これらの知識は教員としての基本姿勢を見直すきっかけになりました。
  • 学生の成長を促す指導技術について体系的に学べるのが、この研修の最大の強みだと思います。フィードバックや質疑応答の方法についてのセッションは特に有用でした。
  • プロフェッショナルな教員としての自覚を新たにすることができました。教員の社会的な役割や責任について考えさせられる内容でした。
  • 授業のリハーサル方法や実際の授業でのプレゼンテーション技術について学べたのが良かったです。これらのスキルは直接的に授業の質を向上させることにつながります。
  • 新任教員としての不安や緊張を和らげる方法について学べたのが大変助かりました。実際の授業で生徒に対するフィードバックの方法も学べて、実践に生かせそうです。
  • 学生が興味を持って授業に取り組むための工夫についてのセクションは特に有益でした。学生の動機付けに関する理論と実践的なアプローチがバランス良く提供されていました。
  • 教員としてのプロ意識を高めるための内容が充実していました。特に「日本の産業の発展に資する人づくり」の担い手としての自覚を持つことの重要性が強調されていたのが印象的でした。

担当講師 藤原 敬行(ふじわら たかゆき)

 

東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻修了。豪州ボンド大学大学院MBA(経営学修士課程)修了。日本アイ・ビー・エム株式会社のハードディスク部門にて東南アジア量産工場運営などに従事。ソフトウェア開発会社の経営企画部門にて海外事業提携業務に携わった後に独立。国内外の法人・企業向けに、豊富な国際ビジネス経験と英語力をいかしたグローバルな法人運営コンサルティングを提供する。スピーチ能力の上達によるリーダーシップの向上を目的とした国際的非営利教育組織「トーストマスターズ」2010年秋季英語スピーチコンテストでは全国第3位。大学や研究機関における教職員・研究員向けの研修の講師として多数の登壇実績があり、好評を得ている。

 
  • こちらのプログラム内容は一例となります。法人様のご要望に応じて、あるいは担当講師のテキスト編集時に最新の内容に差し替え、あるいは一部アレンジを加えるなどの変更が生じる場合がございます。
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