Ⅵ ビジネススキル

ロジカルライティング研修

プログラム内容
1.文章の書き方の基本
  • わかりやすい文章のルール
  • 主語と術後の位置関係
  • 接続詞の効果的な活用
  • 1つの文をとにかく短く
2.報告書の書き方
  • そもそもなぜ報告書を作成するのか
  • 読み手の理解・判断・行動を促すシナリオ構築
  • 大きな視点から細部の視点へ
  • 書き手による付加価値の高め方
3.ビジネス電子メールの書き方
  • 電子メールを使うべきコミュニケーションの種類
  • 結論ファーストの大原則
  • 1メール1メッセージの大原則
  • 文書の“ぜい肉”は徹底的に削除を
  • 件名による要件の端的な伝達
4.ロジカルに考える技術・伝える技術
  • ロジカルな文章はロジカルな思考から
  • MECEによるグルーピングとメッセージ抽出
  • ピラミッド構造の構築
  • PREPによる論理構成

研修のねらい

簡潔で読み手にとって理解しやすく、かつ書き手の知的付加価値の高い“仕事を前に進めるための”ビジネス文書を作成するのに必要な、頭の中のロジック整理方法とシナリオ構築・表現方法を学びます。

研修の特長

  • 単なる文書の表面的なわかりやすさを追うのではなく、仕事のツールとしてのビジネスコミュニケーションを本質から捉え直します
  • 文書作成の基本をおさえた上で、主たる業務文書である報告書と電子メールの2つに焦点を当てて考察します
  • ロジカルな文章を書くための“思考の土台”となるロジカルシンキングの基礎も習得します

受講者さまの声

 

  • 読み手の視点に立ち、結論や伝えたい事項を先に簡潔に伝えることで、伝わりやすい文になること が改めて理解出来ました。例文を修正することで明らかに分かり良い文になりましたので、理解が深まりました。
  • これまでついつい自分の立場で自分主体に書いてしまっており、読み手側の立場から 書き進めていくと言う事を学び参考になりました。
  • 一番自分の中で苦手意識のあった報告書の書き方について最も関心をもちました。中でも報告書の目的が仕事を前に進めることというのが参考になりました。
  • その視点が今までの作作成成時は足りていなかったので意識して作成していきたいと思いました。時は足りていなかったので意識して作成していきたいと思いました。
  • 事実を羅列するだけでなく自分の意見を書くことで知的付加価値を加えるという考え方は、報告書だけでなく会議などでも重要な視点だと思った。
  • 構成を考えながら文章を作るというのはすごく基本的な部分ではありますが、意識しないと一文が長くなっ てしまったり、相手に伝えたいことが伝わりにくい文章になってしまっりするため、再度構成を考えながら文章を作ることを意識できるいい機会になりました。
  • 文書の意味を考え、相手に何を伝えたいかを表現するのがロジカルライティングだと学びました。
  • 文章を組み立てる構造を端的にお伝えいただき大変参考になりました。それ以外にも、ワークを通じて文章の組み立て方をご指導いただき、自身の文章の癖やどこで躓いてしまうのかがわかり大変参考になりました。
  • メールで報告をする際の基礎的な文章構成について学ぶことができました。難しい内容ではなく基礎的な要素であったことから、とても印象強く残っております。今後のビジネスに活用できればと思います。
  • 一文に要点は一つ。今まで文章内に色々と記載いていた為、改めてレクチャー頂き、今後一文を簡潔に纏めたいと思います。
  • ビジネスメールの書き方について、ビジネスメールの用途がそもそも何のためにあるのかなど、いままで意識せずに使っていたものを、根本から見直すきっかけになった。
  • 考え方をロジカルにすれば、それが文章にあらわれるという原点について再認識でき、 今後あらゆる場面で意識していこうと思えました。
 

担当講師 藤原 敬行(ふじわら たかゆき)

 

東京大学大学院工学系研究科 機械工学専攻修了。豪州ボンド大学大学院MBA(経営学修士課程)修了。日本アイ・ビー・エム株式会社のハードディスク部門にて東南アジア量産工場運営などに従事。ソフトウェア開発会社の経営企画部門にて海外事業提携業務に携わった後に独立。国内外の法人・企業向けに、豊富な国際ビジネス経験と英語力をいかしたグローバルな法人運営コンサルティングを提供する。スピーチ能力の上達によるリーダーシップの向上を目的とした国際的非営利教育組織「トーストマスターズ」2010年秋季英語スピーチコンテストでは全国第3位。大学や研究機関における教職員・研究員向けの研修の講師として多数の登壇実績があり、好評を得ている。

 
  • こちらのプログラム内容は一例となります。法人様のご要望に応じて、あるいは担当講師のテキスト編集時に最新の内容に差し替え、あるいは一部アレンジを加えるなどの変更が生じる場合がございます。
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